クローズアップコミュニティ

2024.2.17(土)14:00~周南市学び交流プラザ交流室にて、当法人主催の「クロースアップコミュニティ…ーしゅうなんまちなか保健室が地域で果たす役割とはー」を開催しました。

NPO法人しゅうなんまちなか保健室では、これまでに各地で行われる行事に出向いたり、法人主催でイベントを開催し、お困りごとの相談やACPの普及に努めてきました。

今回、原点に返るべく、私たちが地域で果たすべき役割は何かということについて、地域に密着して活動している医師、弁護士、看護師、そして参加された皆さんでディスカッションするという参加型のイベントを企画しました。

保健室の小野理事長よりご挨拶として開会宣言を行いました。

トークセッション前に医師、看護師、弁護士の立場でそれぞれの活動と想いをご紹介いただきました。 
①医師‥‥‥‥小野 薫(おのクリニック)
②看護師‥‥‥岡﨑麻衣(ギャップ・フィリング株式会社)
③弁護士‥‥‥通山和史 (通山法律事務所)

共に活動していても、登壇者がなぜ暮らしの保健室に興味を持ちここに関わることとなったきっかけや出会いといった部分は今まで聞く機会がなかったので、医師がなぜ保健室に関わり、看護師がなぜ地域に出て、弁護士が福祉を共にしているのかという部分にクローズアップしたことは、参加された皆様も職種を超えて親近感が増したように思います。

引き続き行われた第1部 トークセッションでは、登壇者3名のコーディネーターを社会福祉士末田真由美(NPO法人周南さわやか会)が行いました。
しゅうなんまちなか保健室が地域でどんな役割を果たしたいか・果たすべきか・果たしてほしいかについて、語りつくすため、保健室に関わる登壇者の皆様が、しゅうなんまちなか保健室への想いを語られました。

登壇された話題から、場を作ること、そこに専門職がいること、そこには寄り添える伴走者がいることが大事であり、地域の中で共に生きることと継続できる仕組みを共に考えることに繋がるように感じています。

第2部では、グループセッションのファシリテーターをしゅうなんまちなか保健室の社会福祉士藤本真樹(ギャップ・フィリング株式会社が行いました。「しゅうなんまちなか保健室に期待すること」として、テーマを絞り話し合いました。①「あったらいいな」②「こんなことができる」

各グループの発表からは、斬新なアイデアが生まれ、実現可能なものも多くありました。一人一人が真剣に話し合いを行った様子がとても伝わりました。会話からは、明るい未来に繋がるヒントを沢山いただきました。

まとめでは、さりげなくつながり、意図的にかかわる。色んな相談を受けるワン・ストップ、ワン・ステップが大事といった話もありました。

最後に小野理事長より力強く「つくりたいな」と伝えられ、会場は終始皆様の笑顔であふれていました。


ご参加・ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。

前回のイベント(ACPの共室)記事はこちらからご覧いただけます。
https://s-machinaka-h.com/posts/blog5.html


2024年02月21日